先輩たちの声

樋口 慈

金融市場部門(債券本部) Global Markets(FICC)

ヴァイスプレジデント

2016年入社

所属部署、担当業務などを教えてください。

債券部の金融法人営業部に所属しています。社内ではRegional Salesと呼ばれている業務で、その名の通り、地方の金融機関を主なお客様としている部署です。金融法人営業部の特徴としては他の部署と異なり、特定の商品に限らず、様々な金融商品をお客様のニーズに合わせて提供することが可能であるということです。また、お客様に直接お会いする為に全国各地へ出張をしたり、様々な都市でセミナーを開催したりと、実際に「足」を使った営業が出来るのも魅力の一つです。日本全国の地方金融機関を一手にカバーしている分、各々の営業が求められる仕事量は多く、かつ非常に多様です。このような環境下では効率の良さや、優先順位の見極め、そして情報共有を含めたチームワークが非常に重要視されています。 

 

当社でどのような成長の機会を得ていますか?

当社は、その「懐の深さ」と「柔軟性」を活かした成長機会を我々若手に提供してくれます。16年間、野球に打ち込み、海外経験もない私を、(外資系なので当然ではありますが)英語の使用が多く、海外からの訪問者のもてなしも多い外国債券営業部に一年目から配属してくれました。その後、現在の金融法人営業部への配属となりましたが、以前の部署とは全く違う商品やお客様について、異なる先輩方から学ぶことができています。また外国債券部では「一つの商品を、多くのお客様に」、金融法人営業部では「一人のお客様に様々な商品を」という全く異なる営業を学べていることも貴重な経験になっています。事実、「慣れ」とは恐ろしいもので、慣れ始めてくると惰性でも仕事がこなせるようになり、成長のスピードが遅くなることもあると言います。しかし当社は、常に若手に新しいことに挑戦し緊張感を持って成長し続けられる機会を提供してくれています。 

 

仕事以外での趣味は何ですか?

仕事以外での趣味はスポーツをすること、観ること、及び読書です。あまりにも普通過ぎるので、最近ではミュージカルを鑑賞してみたり日本酒を飲み比べてみたりと、その幅を広げようとしてはいますが、まだまだです。スポーツに関しては草野球はもちろん、プロ野球の世界に飛び込んだ同期を応援したり、後輩の試合に足を運んだりもしています。入社後はゴルフにも取り組んでおり、ゴルフセットをしっかり揃え直したり、自宅にパターマットを敷いたりと、本格的になってきています。読書も好きで、週末には本屋に赴き、気の向くままに本を買い、自宅やカフェで読みふけります。就寝前や入浴中にも読書をすることでリラックス効果も得ています。気が付けば、入社してから既存のものに加え、新しい本棚が二つも増えてしまいました。

 

バンク・オブ・アメリカを一言で表現すると、何でしょうか?

バンク・オブ・アメリカを一言で表現すると、それは大空を舞う旅客機、特に「ジャンボジェット」の様な会社ではないかと思います。決して、戦闘機のように速く飛ぶことはありませんが、世界中から集められた様々な部品(従業員)で構成され、多くのお客様を快適に、その目的地まで案内する、そんな「ジャンボジェット」の様な会社だと思います。時には大空の高みを目指し、時には嵐の中を飛んでいきますが、常に念頭にあるのは、お客様に「喜び」を提供し、その「安全」を絶対に守るのだという信念です。我々バンク・オブ・アメリカは多くの洗練された人材が、一つ一つの部品として集まり、「ジャンボジェット」の様に世界でも指折りの大きさで、且つ一つのチームとしてまとまっています。そしてお客様がその目的を達成できるよう、日々、金融市場という大空にも譬えうる舞台でその使命を全うしているのです。

 

当社で働いて最もやりがいを感じることは何でしょうか?

私は世界中からプロフエッショナルが集まる、現在の「職場の環境」を肌で感じるたびに、仕事にやりがいを感じています。プロ野球の試合を見に行けば、信じられない様なホームランや華麗な守備、誰にも打たれない投球など、誰が見てもすごいと思う「努力の結晶」がそこにあります。どんなに頑張ってもその域には到達できないのではないか、観客にそう思わせるからこそ、それが「感動」を生み出すのです。私の職場でもその様な「努力の結晶」を日々目の当たりにすることが出来ます。素晴らしい提案力を持った営業、どんな相場でも収益を生み出すトレーダー、市場をピタリと予測するリサーチ。「なぜそんなことが出来るのか?」そう思わせるプロフィッショナルが当社には集まっているのです。自らも直向に努力を続け、いつかは自分もそうなり、超えていくのだ。そう思わせる存在が常に身近にいるこの「環境」で働けていることにやりがいを感じ、目標を見失うことなく日々前進しています。

 

就職活動を行っている学生に対して、アドバイスできることはありますか?

「客観的に考え、固定観念にとらわれ過ぎない事」そして少しばかりの「気合い」をいれて頑張って下さい!未来への扉を開くことは自分自身の手です。きっと皆さんが、素敵な未来の入り口に到着する日を心から願っております。そして、その開かれた扉の向こう側が我々、バンク・オブ・アメリカであったならば、そのことは私にとってこの上ない喜びであり、それ以上に素晴らしいことは無いと思っております!どうか理想を追い求め、妥協せずに最後まで頑張って下さい!